もしそうならば、Ultimakerプラットフォームを選ぶのが最適です。Ultimakerのソフトウェアは安全で安定しており、スタートアップ企業でもグローバル企業でも、簡単にご利用いただけます。従来の製造方法を採用している競合他社を上回る大きな競争力を得ることができます。
その理由は、3Dプリンティングソフトウェアプランの主なメリットとして、3Dプリンターだけでなく、3Dプリンティングプラットフォーム全体を組織で利用できるからです。適切な3Dプリンティングソフトウェアを選択すれば、従来型の集中的な生産や配送のリードタイムを削減し、自動化の拡大によりコストを削減することで、大きな付加価値を得ることができます。
ビジネスに最適な3Dプリンティングソフトウェアプランの選び方
3Dプリンティング市場は、2022年には130億ドルに達すると予測されています¹。誰でも、どこでも、簡単に利用できる技術であることが進歩の要因です。しかし、それに伴い、3Dプリンティングを導入する企業に課題が生じています。たとえば、ITポリシーの遵守、ソフトウェアへのアクセス権の管理、3Dプリンティングの知識を持たないチームメンバーのスキルアップなどです。お客様も同様の課題に直面していないでしょうか。
当社のプラットフォームは、エンドツーエンドの生産ワークフロー全体をサポートします。グローバルにアクセス可能なライブラリへのパーツの保存、設計へのコメント追加とバージョン管理、必要なときに必要な場所でのプリントなどの機能を提供します。
また、どのサブスクリプションでも、ソフトウェアの直接サポートに加えて、データ暗号化や二要素認証などの企業向けのセキュリティ機能を利用できます。必要なのは、ビジネスニーズに最適なプランを選択することだけです。お客様の決定をサポートするために、以下の比較ガイドをご用意しました。
パッケージの内容
選択したプランにかかわらず、お客様は以下のものを利用できます。
Ultimaker Digital Factory。強力なクラウドベースのツールで、ユーザーやワークフローをリモート管理できます。また、世界のどこからでもプリントできます。アクセス管理機能を使用すると、管理者はユーザーを招待したり、管理者権限を制御したり、アクセス権を完全に削除したりできます。ファームウェアのファイアウォールは、Ultimaker 3Dプリンターへの管理されていないネットワークアクセスをブロックし、セキュリティを強化します。Digital Libraryを使用すると、組織が作成して共有した部品やツールにアクセスできます。これにより、3Dプリンティングの用途をさらに発展させることができます。Ultimaker Digital Factoryは、Ultimaker Cura Enterpriseとシームレスに統合されています。
Ultimaker Cura Enterprise。導入用にパッケージ化され、ビジネスインフラストラクチャの基準を満たすように設計された、シンプルでシームレスなプリント準備機能を提供します。ボタンをクリックするだけで3Dプリンティング用のファイルを準備したり、400以上の設定を使用して高度にカスタマイズしたりすることができます。Ultimaker Cura Enterpriseには、年2回、個別に評価されたアップデートが配信されます。アップデートは徹底的にテストされており、非常に安定したデスクトップアプリケーションと最高レベルの継続性を提供します。セキュリティパッチや重大なバグ修正を含め、アップデートはリリースから12か月間サポートされます。
Ultimakerマーケットプレイス。ダウンロード可能なサードパーティの材料プロファイルを使用して、3Dプリンティングワークフローを安全にカスタマイズできます。Teton Simulation社のSmart Sliceなどの検証済みのプラグインを使用すれば、さらにカスタマイズできます。これらを活用すれば、セキュリティとITの安定性を維持しながら、より多くの用途を実現できます。
Ultimaker 3Dプリンティングアカデミー。eラーニングコースでエンジニア、プリンターオペレーター、IT管理者のスキルアップを図ることができます。3Dプリンティングのエキスパートが作成したこれらの柔軟な役割ベースのコースにより、3Dプリンティングを最大限に活用できるようになります。
サポート。お客様の成功を支援するソフトウェアの直接サポートにより、業務の中断を減らすことができます。月曜から金曜まで、当社のエキスパートチームがお客様をサポートします。ソフトウェアのサポートが必要な場合は、Ultimakerの技術者にサポート依頼を出します。
次に、Ultimakerのソフトウェアオプションの詳細を1つずつご紹介します。
Ultimaker Essentials:業務に3Dプリンティングを取り入れる
Ultimaker Essentialsは、すべてのUltimaker 3Dプリンターに付属しており、3Dプリンティングのワークフローを一元的に管理できます。設計者やエンジニアは、必要なときに必要な場所で部品を作成でき、ITの問題の解決に費やす時間を減らすことができます。
特徴としては、プリンターのリモート管理、ファームウェアファイアウォール、検証済みプラグインなどが挙げられます。Digital Libraryに最大5つのプライベートプロジェクトを作成でき、1つのプロジェクトにつき20個のファイルを保存できます。
また、アソシエイトレベルのeラーニングコースやソフトウェアの直接サポートも利用できます。Ultimaker Essentialsは、3Dプリンティングを開始し、イノベーションを加速するためのツールを提供します。それと同時に、IT要件にも対応できます。
Ultimaker Professional:業務をレベルアップ
高度なソフトウェアパッケージであるUltimaker Professionalを使用すれば、次の段階に進むことができます。3Dプリンティングの能力を強化し、Ultimaker Essentialsのすべてのメリットに加えて、さらに多くのメリットを利用できます。さらに、追加機能によってCADファイルをUltimaker Cura Enterprise(2021年夏提供予定)で直接開くことができるため、STLに変換する必要がなくなります。
Ultimaker Professionalでは、Digital Libraryを使用して、共有したり無制限のストレージを利用したりできます。全社的なDigital Libraryを構築することで、利用可能なアプリケーションの数を増やすことができます。またそれにより、コラボレーションとイノベーションも可能になります。
さらに、このパッケージでは、Ultimaker 3Dプリンティングの追加のeラーニングコースにアクセスできます。これにより、プロフェッショナルな3Dプリンティングとスケールアウトを実現できます。プロフェッショナルコースでは、コラボレーションの向上とイノベーションの推進に役立つ、一歩踏み込んだ内容の知識を提供します。また、サポートが必要な場合は、当社のソフトウェアサポートチームが12時間以内に対応します。
Ultimaker Excellence:包括的なパッケージ
Ultimaker Excellenceは、企業向けの包括的なカスタムソリューションを提供します。Ultimaker Professionalが提供するすべての機能に加えて、追加機能を利用できます。これには、双方向のクラウドAPIアクセスや統合シングルサインオン機能を提供するオープンプラットフォームなどが含まれます。
また、専門家によるサポートも提供されます。アプリケーション開発のアドバイスからビジネスインテリジェンスのサポートまで、当社の熟練したチームが対応します。6時間以内の対応を保証しているほか、月曜から金曜まで24時間体制でサポートを行っています。これらのサービスにより、お客様は常に稼働性、効率性、生産性を維持できます。
また、3Dプリンティングのすべての機能を従業員に学ばせたい場合、このプランなら、Ultimaker 3Dプリンティングアカデミーへのフルアクセスを利用できます。
まとめ
当社では、あらゆる規模の組織のために、デジタルトランスフォーメーションのニーズを満たすソフトウェアサブスクリプションを提供しています。
これから3Dプリンティングを始めるのであれば、Ultimaker Essentialsが最適な選択肢となるでしょう。より充実した機能とサポートにより、プロフェッショナルな3Dプリンティングを実現したいとお考えなら、Ultimaker Professionalがお勧めです。より複雑で特別なニーズを持つ中規模から大規模の企業には、Ultimaker Excellenceが適しているでしょう。
お客様のビジネス要件と予算(価格をご覧ください)に応じて、自由にお選びいただけます。まずはUltimaker Professionalを試してみてはいかがでしょうか。今すぐ無料でお試しいただけます。
1. 3D Printing Services Market - Global Outlook and Forecast 2017-2022