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Snow Business社:価値の高い降雪機用の最終部品の3Dプリンティング

産業用製品最終用途部品

Snow Business社は、雪や冬に関する特殊効果演出を提供する世界的リーダーです。映画やテレビ業界だけでなく、クリスマスフェアやその他のライブイベントで使用される降雪機を開発しています。同社は、降雪機のプロトタイピング、機能テスト、最終部品の作成にUltimaker 3Dプリンターを使用しています。社内で3Dプリンティングを行うことで、反復的な設計プロセスの大幅な迅速化とコスト削減を実現しています。

snow machine
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同社は大手の映画制作会社の仕事を請け負っていますので、皆さんもSnow Business社の降雪機で降らせた雪を映画でご覧になっている可能性があります。007シリーズ、『キングスマン』、『ブリジット・ジョーンズの日記』などの映画では、すべて同社製の降雪機で雪を降らせています。Paul Denney氏はSnow Business社の研究責任者であり、落下式降雪機の設計を担当しています。研究開発の多くは、雪を作り出すために空気と液体を混ぜ合わせる降雪機のノズル部分を中心に行われています。

反復的な研究開発プロセス

Denney氏によると、ノズルを通る空気や流体の流れは複雑な形をしているため、鋳造ではノズルを作成できないといいます。新しいノズルを作るには、3Dプリンティングを使用するしかありません。新しいノズルの開発は、モデルのプリント、試験、調整を繰り返すことで行われます。同社が設定する高い品質基準を満たす設計にたどり着くまでには、多くの場合、何度も修正が必要になります。

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3D printed Ultimaker ABS nozzle
Snow Business社は、最終的なノズルをUltimakerで3Dプリントしている
iterative design process
Development of new nozzles is done through an iterative process, often taking numeruous revisions.

外注した場合

同社はUltimakerを導入する前、ノズルの生産をSLSサービス業者に外注していました。「これらのサプライヤーの部品は、品質は良かったのですが、時間がかかり、コストが高かったのです」とDenney氏は説明しています。設計の変更が必要になるたびに、最低でも125ポンドの新規注文を行わなければならず、新しい部品が届くまで最大で7日間も待つ必要がありました。これでは研究開発サイクルが大幅に遅れてしまうため、同社は反復的な設計プロセスを迅速化できる自社ソリューションを検討し始めました。

私が本当に必要としていたのは、私自身が現場で使用でき、必要なことを実行できる技術でした。そこで、Ultimakerを導入したのです

デスクトップ3Dプリンティング

Denney氏は、降雪機用の新しいノズルを試作して生産するために、Ultimaker 2+を購入しました。外注していたときとは大きく異なり、今ではほとんどコストをかけずに、数時間で新しい部品をプリントできるようになりました(フィラメントのコストは数ポンド)。SLSサービスを利用することもできましたが、長い目で見れば自社ソリューションの方が費用対効果が高いことが判明しました。実際、会社のために購入した最初のプリンターは、わずか2週間で元が取れたとDenney氏は推定しています。

Ultimaker 3で自由に設計

Ultimaker 2+では、ノズルをABSでプリントしていました。以前、Denney氏はモデルを2つの部品に分けて、プリント後に接着していました。一体でプリントした場合、ABSのサポート材により、最終部品に跡が残るからです。最近、同社はUltimaker 3を導入し、Ultimakerの3Dプリンターをさらに増やしました。これにより、ナイロンや水溶性PVAのサポート材を使用してノズルを一体でプリントできるようになったため、完成部品に跡が残ることがなくなり、プリント後の組立時間を削減することができました。

Paul operating the Ultimaker 3
As a result of the savings achieved with the Ultimaker, the first printer was estimated to pay for itself within 2 weeks

エンジニアリングにおける3Dプリンティング

今後、3Dプリンティングの用途が自動車や航空宇宙の分野にも広がっていくと、その可能性は巨大なものになるだろうとDenney氏は予想しています。Denney氏は自身が「世界最高のプリンター」と評価する機材を使って、この技術の出発点に立ち会えたことが嬉しいと語ります。

デスクトップ3Dプリンティングの導入により、企業の部品の開発方法や生産方法を大きく変えることができます。Snow Business社では、プロトタイピング、機能テスト、最終用途部品の作成など、製品開発のさまざまな段階でUltimakerを使用しています。Denney氏のように、世界中のエンジニアがUltimaker 3Dプリンターをデスクトップや作業台に置いて、作業を効率化し、イノベーションを加速しています。当社製品の詳細をご覧いただければ、それは皆さんにも可能であることがおわかりいただけます。

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